学生の声 名古屋芸術大学、來住尚彦学長のセクハラ事件を斬る

 名古屋芸術大学の学生が、竹本義明前学長の訴訟について、次のように言及した。
「名古屋芸術大学の川村大介理事長、濱田誠経営本部長の、個人としての違法性が認めらた意義は大きい。55万円の支払いは、概ね学納金からなる大学運営費から出されるべきではない。その点、注視すべきである。裁判の行方を注視されていた文部科学省は、どう指導をされるのだろうか。名芸理事会は、違法行為が認められた川村・濱田両被告に対し、どう対応をされるのか。」
この発言は、來住尚彦学長のセクハラ事件解決にも大きな意義がある。川村大介理事長・濱田誠経営本部長の罪は重い。強引に学長に就任させ、セクハラ事件を引き起こした責任は当然である。
 教職員組合が、理事会でのハレンチ発言が出たこと、來住氏が第2のセクハラ事件になりかねないことをやっていたことを明らかにした。來住氏のサイン会・握手会をやろう、來住氏が学長室に女子職員などを呼び出し、
「面白い話はないかな。」
と言って、聞き出そうとしていた。女子職員の中には、精神的なトラウマを抱える人も出たという。第2のセクハラ事件に発展した場合、理事会はどうするつもりか。
 サイン会・握手会とはどういうことか。大学をアイドルの聖地にするような、バカなことを考えるとは、呆れた理事会である。ジャニーズと癒着し、ジャニー喜多川に可愛がられたと豪語して、顰蹙を買った挙句、セクハラ事件を引き起こした來住氏をアイドルとして利用したいだけなら、学長は辞めていただくしかない。
 こんな話に対し、理事の中には眉をひそめた理事がいたことは救いだった。再び、職員へのセクハラ事件に発展するようなことがあったという事実があった以上、大学をアイドルの聖地にするような、バカなことはできないはずである。第2のセクハラ事件となった場合、理事会がただごとでは済まされない事態となる。サイン会・握手会とはどういうことか。被害に遭った学生たちへの人権侵害にもなることをどう受け止めるか。教育の府たる大学の品格を保つべきである。
 竹本前学長の訴訟は、文部科学省も注目する。サイン会・握手会といった、ハレンチな発言、來住氏が学長室に女子職員などを呼び出していたことが明るみになったことを知ったら、文部科学省は事態を重く見て、理事会に厳しい措置を取ることは自明の理である。
 大学とは思えぬハレンチぶり、セクハラ事件に発展するようなことが明るみになった今、教職員・学生・卒業生・保護者の皆さんが団結して、立ち上がる時である。來住氏のセクハラ被害が拡大すること、理事会のハレンチ発言、学生へのセクハラ事件解決に全力で取り組んでほしい。これ以上、大学の品格を貶めることがあってはならない。川村理事長・濱田経営本部長には辞任していただき、新しい理事長・経営本部長を選び、來住氏には1日早く、立ち去っていただこう。
 名古屋芸術大学の教職員・学生・卒業生・保護者の皆さん、立ち上がって、声を上げよう。

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