名古屋自由学院理事会への天罰 名古屋芸術大学、來住尚彦学長のセクハラ事件を斬る

 名古屋自由学院理事会は、学長問題で2つの重い天罰を受けた。竹本義明前学長の訴訟、來住尚彦学長のセクハラ事件。川村大介理事長・濱田誠経営本部長は、次期学長に竹本前学長、音楽領域の教員たちが推薦した客員教授を務めた作曲家、宮川彬良氏を強引に退け、竹本氏を「病気」と称して追い出した。
 次期学長にアート東京代表理事を務め、TBS社員だった來住尚彦氏を強引に学長に就任させた。テレビマン時代、ジャニーズと癒着した來住氏は、ジャニー喜多川に可愛がられたと言っては、顰蹙を買った。來住氏が学生に対するセクハラ事件を引き起こしてしまった。学長失格と言うべく人物を強引に学長にして、セクハラ事件で大学の社会的信用・名前・品格を傷つけた。
 ジャニーズ問題が発覚して1年、被害者たちの声を上げよう。
「なんとか生きてきた。」
「被害者たちの言葉を聞き、無視しないでほしい。」
「声を上げる人がいなくなったら、この問題は風化の一途をたどると思う。だからこそ声を上げ続けていかないといけない。」
來住氏のセクハラ事件に遭った名古屋芸術大学の学生たちにも勇気を出して、声を上げ続けてほしい。学生たちの間で事件が風化しつつあることは残念である。
 來住氏のセクハラ事件について、フリーライター、今一生氏がYou Tubeで取り上げていただいたりした。今氏のYou Tubeもどんどん見て、名古屋芸術大学の教職員・学生・保護者・卒業生の皆さんの支援に回っていただきたい。名古屋芸術大学の学生の皆さんに、今氏のYou Tubeを見て、声を上げることの大切さ・重さを実感して、声を上げ続けてほしい。
 今氏は、10代・20代の選挙での投票率の低さについて、次のように指摘する。
「10代・20代の投票率の低さを嘆く前に、彼らの事情を察してほしい。

★高校生まで政治活動を禁じられ、自分の苦しみと政治との関係を学ぶ機会が乏しい。
★20代は進学・就職・転勤・結婚で住民票の移動が激しく、転居先の立候補者に思い入れが薄い。
★そもそも日本では民主主義教育が戦後から無いに等しい。」
子どもの人権はなく、親の付属物に過ぎないことを裏付ける。虐待、子どもの性犯罪が後を絶たないことも当然である。大学でのセクハラ・パワハラ事件の土壌にもなっている。
 音楽・芸術系大学の学生たちがもっと政治・社会に目を向けて、声を上げること、上げ続けることの大切さを知り、自分たちの音楽・芸術を発信できるようにすれば、セクハラ・パワハラ許すまじという風潮を作り上げられる上、自分たちで行動できる範囲も広まる。いつまでも、師匠の顔色などを窺うより、自分の力で表現できれば、社会に出て行ける。
 名古屋芸術大学の学生の皆さん、声を上げ続けよう。今氏だけではない。元ジャニーズ・タレント、ワニズアクションの皆さんなども支援に当たっていただいている。声を上げ続ければ、社会からの支援が広がる。教職員・保護者・卒業生の皆さんも声を上げ続けよう。名古屋自由学院理事会の責任追及を進め、來住氏には学長を辞任してもらおう。

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