名古屋芸術大学、竹本義明前学長の訴訟

 名古屋芸術大学、竹本義明前学長の訴訟の日程が決まったと、保護者から連絡があった。日程は次の通りである。

 10月28日(月)の証人尋問の時間配分

10:00 遠藤先生(25分)、田中先生(25分)
   濱田本部長(15分)
休憩後
13:15川村理事長(25分)、原告竹本(55分)

 進行状況により、濱田本部長が午後になる可能性があります。
 場所は名古屋地方裁判所1103法廷(11階)となります。

 10月28日(月)の傍聴人の確保についてですが、法廷の席数は48席。途中の入退席は自由です。
 証人が尋問終了後に傍聴席に移るため40席以内で傍聴人を確保する必要があります。(後援会顧問、音楽同窓会会員、萌の丘に集まった参加者などです。

いよいよ、竹本前学長と名古屋自由学院理事会、川村大介理事長・濱田誠経営本部長との法廷対決が始まる。実際、上尾信也氏と上野学園との訴訟を傍聴した時のことを思い出す。その折、学長だった前田昭雄氏の陳述を聞き、国際的なシューマン学者である氏とは思えぬ内容だった。結果、上野学園に逃げられてしまった。上尾氏は控訴となり、訴訟も長期化するようである。
 來住尚彦学長のセクハラ事件追及も共に行うことを忘れてはいけない。セクハラ事件についても、フリーライター、今一生氏をはじめ、ジャニーズ問題に取り組んでいる方々などにもご支援いただいている。ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川と癒着して、性疑惑を抱えている可能性も高く、学生へのセクハラ事件を引き起こした責任は重大である。今一生氏は次のように指摘する。
「女性を男性にとって『都合の良い存在』にしてはいけない。これと同じように、子どもを大人にとって『都合の良い存在』にしてはいけない。
だが、日本では『子ども差別』を自覚できない大人が圧倒的な多数派であるために、大人が子どもを支配することにためらいがない。
 支援や教育は、容易に支配に変わる。」
來住氏の心の中に、学生たちへのセクハラ事件を引き起こしても平気だったという面があっただろう。被害に遭った学生たちの人権が念頭にもなかっただろう。テレビマンの感覚だっただろうか。
 堅実、かつしっかりと学内をまとめ、学生たちの尊敬を集めた竹本前学長を「病気」と称して追い出し、金儲けに走り、ビッグビジネスと称した話に乗って、來住氏を学長に据えた上、セクハラ事件まで引き起こすに至った責任は、名古屋自由学院理事会、川村・濱田両氏にある。事件が公になり、揉み消しに必死だった。
 來住氏のセクハラ事件が公になり、名古屋芸術大学・名古屋自由学院理事会の責任が問われたことをどう思っているか。川村・濱田両氏は、大学・理事会の責任をどう感じているかも知りたい。目先の金儲けに目が眩み、大学学長に不適任な人物を学長にして、セクハラ事件まで引き起こされたことに対して、社会全体に対してどう説明するかが問われる。
 竹本前学長の訴訟を注目して見守っていきたい。訴訟の経過についてもできる限りの範囲でお知らせしていく。

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