ヤマハの矛盾を突く 5
ヤマハ音楽教室の講師たちが、ヤマハ音楽講師ユニオンを結成して、講師の待遇改善・生活向上を訴えて来た。ピアノコンクール立ち合いに交通費が出るようになった。
「特約店との交渉で、働き方が改善された例をご紹介します🍀
エレクトーンコンクールの当日立ち会いには交通費が出るのに、ピアノコンクールには出ていませんでした。そこで講師が団結し、特約店との年1回の面談で、ピアノコンクールにも交通費を出すよう訴えました。
すぐには改善されませんでしたが、粘り強く5年以上訴え続けた結果、ピアノコンクールにも交通費が支払われるようになりました。ヤマハや特約店という大きな会社と交渉する時は、「数の力」がとても重要です。また、すぐに改善しなくても「継続して訴え続ける」ことも非常に大切です。
ヤマハ講師は個人事業主で、それぞれ独立した事業者です。働き方に問題があっても、ヤマハや特約店という大きな会社を相手に1人で交渉できる講師は多くありません。私たちユニオンは、講師の集まり(数の力)で、ヤマハと継続して交渉しています。多くの講師さんに活動を知っていただきたいです!」
ヤマハ音楽講師ユニオンの活動が、多くの講師たちに知られていない現実があることは残念である。講師たちが労働組合を結成して、闘っている現実に目を向け、組合に入って、自分たちの生活向上・待遇改善を訴える時ではないか。暑中見舞い・年賀状にしても無報酬である。
「暑中見舞いや年賀状の作成は、時間も労力もかかりますが無報酬です。生徒様の住所をスマホ等に入れて持ち帰り、自宅で葉書の作成をしますが、個人情報漏洩防止の観点から、生徒様にも不安材料になり得ます。
無報酬労働をなくすこと、個人情報の取り扱い等、改めてヤマハに考えていただきたいです。」
こちらの場合、生徒の住所をスマートフォンなどに入れて持ち帰り、自宅ではがきを作って出している。個人情報の問題という、法律上の問題を抱えている。個人情報の問題もあるなら、講師が暑中見舞い・年賀状を出すより、ヤマハ・特約店がすべきである。どうしてもというなら、細心の注意を払い、報酬を払うべきである。
ヤマハ音楽教室の講師たちが生活向上・待遇改善を訴えて立ち上がり、ヤマハ音楽講師ユニオンを結成して、闘ってきた。少しずつ成果が上がってきても、道半ばである。
ヤマハ音楽教室は、楽器店とのフランチャイズ形式で数を増やした。ヤマハ直営教室ができたこと、ジュニア・オリジナル・コンサート(JOC)、エレクトーン・フェスティバル、専門コースの創設で、教室の性格が二極化した。楽器店とのフランチャイズ方式では、大手楽器店が様々なコースを設置して、多極化を図った一方、中小の楽器店はグループレッスン・個人レッスンが中心となった。楽器店とのフランチャイズ形式でも、二極化した。
教室の在り方一つを見ても、専門化する一方、基礎から音楽を学び、楽しむことに分かれた。フランチャイズ形式でも、大手・中小の教室との格差も出て来た。その中で働く講師たちは、タダ働き同然だった。そんな中で、講師たちが自分たちの権利を主張するようになったことが、ヤマハの矛盾をさらけ出すことにもなった。
ヤマハ音楽教室・ヤマハ音楽教育システムは崩壊しつつあるかもしれない。その中で、ヤマハ音楽講師ユニオンが生活向上・待遇改善を掲げて立ち上がった。労働組合ができたことで、ヤマハの矛盾が露わになった。如何に優れた教育システム・功績を残しても、裏には講師たちの悲惨な待遇があった。昭和の経済高度成長期に創設され、団地などの開発で勢いに乗ったヤマハ音楽教室は、平成・令和と時代が下ると、少子化・子どもの貧困の深刻化で勢いもなくなり、自慢のコースに子どもが集まらなくなった。
楽器店は倒産・廃業が相次ぎ、教室が減った。地域社会の経済も疲弊している。ヤマハ音楽教室の時代は終わったかもしれない。講師たちは、自分たちの境遇を考え、道を進みつつある。
困窮家庭・普通の家庭の子どもたちが月3回、安い月謝で音楽などを学べ、子どもたちの居場所・地域社会のコミュニティの場、「まちの音楽教室」「まちの音楽広場」として、「おんがくのてらこや いたばし」プロジェクトを起こし、参加する人たちがお金を出し合い、意見を出し合い、話し合って、運営・経営する形を取る。みんなでお金・意見を出し合い、話し合って、運営・経営する協同労働組合形式で音楽教室を立ち上げ、地域社会再生・発展させたい。自宅で音楽教室を構えている方、ヤマハ・カワイの講師だった方に、ぜひ、参加していただき、一緒に地域社会再生・発展させる力にして、音楽で地域社会を盛り立てて行こう。志ある方は、名乗り出ていただきたい。
「特約店との交渉で、働き方が改善された例をご紹介します🍀
エレクトーンコンクールの当日立ち会いには交通費が出るのに、ピアノコンクールには出ていませんでした。そこで講師が団結し、特約店との年1回の面談で、ピアノコンクールにも交通費を出すよう訴えました。
すぐには改善されませんでしたが、粘り強く5年以上訴え続けた結果、ピアノコンクールにも交通費が支払われるようになりました。ヤマハや特約店という大きな会社と交渉する時は、「数の力」がとても重要です。また、すぐに改善しなくても「継続して訴え続ける」ことも非常に大切です。
ヤマハ講師は個人事業主で、それぞれ独立した事業者です。働き方に問題があっても、ヤマハや特約店という大きな会社を相手に1人で交渉できる講師は多くありません。私たちユニオンは、講師の集まり(数の力)で、ヤマハと継続して交渉しています。多くの講師さんに活動を知っていただきたいです!」
ヤマハ音楽講師ユニオンの活動が、多くの講師たちに知られていない現実があることは残念である。講師たちが労働組合を結成して、闘っている現実に目を向け、組合に入って、自分たちの生活向上・待遇改善を訴える時ではないか。暑中見舞い・年賀状にしても無報酬である。
「暑中見舞いや年賀状の作成は、時間も労力もかかりますが無報酬です。生徒様の住所をスマホ等に入れて持ち帰り、自宅で葉書の作成をしますが、個人情報漏洩防止の観点から、生徒様にも不安材料になり得ます。
無報酬労働をなくすこと、個人情報の取り扱い等、改めてヤマハに考えていただきたいです。」
こちらの場合、生徒の住所をスマートフォンなどに入れて持ち帰り、自宅ではがきを作って出している。個人情報の問題という、法律上の問題を抱えている。個人情報の問題もあるなら、講師が暑中見舞い・年賀状を出すより、ヤマハ・特約店がすべきである。どうしてもというなら、細心の注意を払い、報酬を払うべきである。
ヤマハ音楽教室の講師たちが生活向上・待遇改善を訴えて立ち上がり、ヤマハ音楽講師ユニオンを結成して、闘ってきた。少しずつ成果が上がってきても、道半ばである。
ヤマハ音楽教室は、楽器店とのフランチャイズ形式で数を増やした。ヤマハ直営教室ができたこと、ジュニア・オリジナル・コンサート(JOC)、エレクトーン・フェスティバル、専門コースの創設で、教室の性格が二極化した。楽器店とのフランチャイズ方式では、大手楽器店が様々なコースを設置して、多極化を図った一方、中小の楽器店はグループレッスン・個人レッスンが中心となった。楽器店とのフランチャイズ形式でも、二極化した。
教室の在り方一つを見ても、専門化する一方、基礎から音楽を学び、楽しむことに分かれた。フランチャイズ形式でも、大手・中小の教室との格差も出て来た。その中で働く講師たちは、タダ働き同然だった。そんな中で、講師たちが自分たちの権利を主張するようになったことが、ヤマハの矛盾をさらけ出すことにもなった。
ヤマハ音楽教室・ヤマハ音楽教育システムは崩壊しつつあるかもしれない。その中で、ヤマハ音楽講師ユニオンが生活向上・待遇改善を掲げて立ち上がった。労働組合ができたことで、ヤマハの矛盾が露わになった。如何に優れた教育システム・功績を残しても、裏には講師たちの悲惨な待遇があった。昭和の経済高度成長期に創設され、団地などの開発で勢いに乗ったヤマハ音楽教室は、平成・令和と時代が下ると、少子化・子どもの貧困の深刻化で勢いもなくなり、自慢のコースに子どもが集まらなくなった。
楽器店は倒産・廃業が相次ぎ、教室が減った。地域社会の経済も疲弊している。ヤマハ音楽教室の時代は終わったかもしれない。講師たちは、自分たちの境遇を考え、道を進みつつある。
困窮家庭・普通の家庭の子どもたちが月3回、安い月謝で音楽などを学べ、子どもたちの居場所・地域社会のコミュニティの場、「まちの音楽教室」「まちの音楽広場」として、「おんがくのてらこや いたばし」プロジェクトを起こし、参加する人たちがお金を出し合い、意見を出し合い、話し合って、運営・経営する形を取る。みんなでお金・意見を出し合い、話し合って、運営・経営する協同労働組合形式で音楽教室を立ち上げ、地域社会再生・発展させたい。自宅で音楽教室を構えている方、ヤマハ・カワイの講師だった方に、ぜひ、参加していただき、一緒に地域社会再生・発展させる力にして、音楽で地域社会を盛り立てて行こう。志ある方は、名乗り出ていただきたい。
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