ヤマハ音楽教室の講師たちもユニオンを結成して闘っている 39

 ヤマハ音楽教室の講師共済会の在り方についても疑問が出た。

共済会は講師の意見を聞きながら進められるべきものですが、その機会もないまま医療費補助の控除額が引き上げられたりしています。
入会は強制で、退会ができないのに毎月2,000円も会費を天引きされるなど、講師が安心して働くことが出来るための本来の目的にはそぐわなくなってきていると感じます。

医療補助金の給付額は、以前は1ヶ月につき2,000円の控除でしたが、現在は10,000円に引き上げられました。
1ヶ月で10,000円以上も医療費を使うことのない講師さんにとっては、医療補助金自体があまり意味のないものになっているので、控除額の引き下げを要望しています。

私が新講師のころは控除などなかったように思います‥
違ったっけ?

3ヶ月で二千円 とかじゃなかったでしたっけ??

それだわ😂

講師共済制度についても、退会できず、会費天引きでは、講師が安心して働けるための目的ではなくなっている。共済会にも、親族が亡くなった時に弔慰金を請求しても支払いがなかったなどの実例がある。これでは、何のための共済会か。再検証が必要である。
 講師の研修も疑問の声がある。

思えばカワイのシンポジウムも月、3000円の強制天引きでした。
年に一度、たった一泊二日なのに36000円。
コロナ禍で中止が続いていますがもう復活しないで欲しいです。

講師が講師のためのシンポジウムを受けるのにお金を支払ってる状況だったのですか…?
本来なら逆に参加報酬を出すべきですよね…
音楽教室業界、早く正常になってほしいです。

そうなんです。
そして前もって参加出来ないと伝えていても、余程の理由がなければ返金されません。
自分達のお金なのに何故?
と思います。
おかしな慣例で令和まで来ましたが、もうこの先は通用しませんよ。

希望者のみ積み立てとして天引きなら納得もしますが、
講師は一年契約なのに、残金は次年度に繰り越しなのは納得いきませんでした。
シンポジウム復活しなくて良いけど、今までの繰越金の行方は??

本当にそうです。
そもそも私達のお金なのだから全て開示すべきですよ。
ひとつの地区でもかなりの金額になる筈ですから。

講師の研修はなくなり「講習」という講師が主体となって行う勉強会に替わりました。
講師が主体となって行うものでヤマハが行うものではないので、報酬はないということです。
しかし新講師研修などの「受けなければ仕事ができない研修」さえも講習扱いになっています。
このまま全ての研修を「任意の講習」のまま続けてしまうと、講師の力が衰えてしまうばかりです。
・強制力のある研修にし報酬を支払う
・任意であっても講習を受けた講師には報酬を支払う
などの、ヤマハの「講師を育てるために投資する」という姿勢が大切ではないでしょうか。

カワイ音楽教室の場合、研修は強制、給与から天引き、参加できないと言っても返金なし、おかしなことではないか。ヤマハでは「研修」とせず、「講習」として、報酬も出さない。講師の質の向上には強制として報酬を支払うこと、講習であっても報酬を支払うこと。当然である。ヤマハ・カワイが「音楽教室講師を育てるために投資する姿勢」を打ち出し、研修に報酬を支払うことは講師が助かるはずである。働かせるだけで、金も出さないなら、音楽教室は自滅する。
 未だに、ヤマハ・カワイは、音楽教室を「マーケティングの手段」として考え続けるなら、音楽教室は潰れる。楽器店も潰れる。ヤマハ・カワイも自滅する。音楽教室を日本の音楽文化発信の源として、未来の日本の楽壇で活躍する人材を育てる使命感を心がけ、講師の生活向上・待遇改善を進める時である。

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