ヤマハ音楽教室の講師たちもユニオンを結成して闘っている 37

 ヤマハ音楽教室の講師たちへの研修制度が無報酬はおかしいという声が上がっている。

ヤマハ講師の研修は任意で無報酬です。
研修が任意ということは、生徒様の立場から考えると、講師がコースを持つための研修を受けているかどうかが分からず、不信感に繋がりかねません。
ヤマハは講師の質の維持・向上のための研修が任意、無報酬で良いと本当に考えているのでしょうか。

講師の質の向上・維持を図るための研修が任意、報酬も出さないことは問題である。こういうことにも報酬を支払って、講師の待遇改善を進めることである。
 特約楽器店での実態も知らせてほしいという、ユニオンの姿勢には、報酬の問題・パワハラ・インボイス制度について取り組んでいこうとする姿勢も見受けられる。パワハラも伝わっている。

「特約店スタッフやヤマハ社員からパワハラなどのハラスメントを受けている」
というご相談が届くことがあります。
現状ではハラスメント被害に遭った際に相談できる窓口がありません。
団体交渉により、そのための窓口を作ることを検討してもらえることになりました。ハラスメント被害のための窓口があるだけで、講師へのハラスメントの抑止力になります。
ヤマハとしても
「ハラスメント行為は許容しない」
という見解ですので、これを機に講師へのハラスメントが無くなることを期待しています。

講師なら新開講なら全講師に権利があるのに、体験レッスンすら話しが来ない講師がいる。
センターの受付と講師の忖度があるのは問題だと思います。
受付に強く言える講師と言わない講師の差は無くなって欲しい。

ハラスメントは今や刑事事件です。抑止力というよりも被害を受けたのなら被害届を出す方向でよいのでは⁈これについては重大案件とし強く反応する問題だと思います。社内にどうこうは本来は会社側が決める案件かと。

教室スタッフが講師を差別している実態もわかった。これでは、誰もが笑顔になれない。

ヤマハ音楽講師は、音楽を楽しみたい全ての方々に寄り添う、やりがいのあるお仕事です。
しかし近年では「やりがい」ばかりが先走り、働いてもお金がもらえない、ヤマハスタッフからのパワハラ等、様々な問題が生まれています。
私たちは、そのような問題を解決すべく活動しています。

音楽が好きで続けている思いは、変わりありません。
ですが収入は厳しく、続けられるか日々不安です。

活動、感謝申し上げております。

講師がしっかりした給与・報酬がもらえなければ生活できない。やりがいだけでは生活できない。パワハラが横行するなら、笑顔のない職場であり、子どもたちなどの笑顔もない。
 ヤマハ音楽教室の講師たちのユニオンが、誰でも笑顔になれる職場づくりを進め、教室に来る子どもたちなどにも笑顔が見える場所作りを進めることに期待する。

この記事へのコメント