サヴァリッシュとデイヴィス ドレースデン・シュターツカペレとのシューベルトを聴く

 NHK「音楽の泉」でシューベルト 交響曲第3番 D.200をサー・コリン・デイヴィス、ドレースデン・シュターツカペレの演奏を取り上げた。若きシューベルトの新鮮な音楽を伝えた名演だった。You Tubeで、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ドレースデン・シュターツカペレの演奏もあったので、こちらも聴いてみると、これも名演だった。  デイ…

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ヴィーンに新天地を開こうとしたシューマン

 シューマンがクラーラとの結婚実現のため、ヴィーンに新天地を開こうとした。シューマンがライプツィッヒで創刊した「新音楽時報」のようなものをヴィーンでも出せるかと思っても、メッテルニヒ体制が強固だったヴィーンでは無理だった。シューマンへの対抗心もあった。また、フリードリッヒ・ヴィークの嫌がらせもあった。  一方、ヴィーンでのシューマンに…

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シューベルトの交響曲再評価の波

 NHK「音楽の泉」では、シューベルト 交響曲第3番 D.200をサー・コリン・ディヴィス、ドレースデン・シュターツカペレの演奏で取り上げていた。奥田佳通が最近、日本ではシューベルトの交響曲がよく演奏されていると指摘した。タイムリーな話題を取り上げることは、これまでの放送にはなかった、新しい傾向である。「レコード芸術」では、シューベルト…

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