もう一度、「ベートーヴェン 歪められた真実の姿」を見る

 2022年も今日一日、30日、NHK総合テレビでもBSプレミアムで放送した「ベートーヴェン 歪められた真実の姿」を見ながら、ベートーヴェンの実像を改めて考えた。東西冷戦期のドイツでのベートーヴェン像を比較すると、東ドイツの場合、社会主義体制におけるベートーヴェンの姿が革命の英雄、市民のための音楽を創作したベートーヴェンを打ち出したかっ…

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ベート―ヴェン、ミサ・ソレムニスを聴きながら思ったこと

 ベートーヴェンの傑作のひとつでありながら、演奏の機会がないミサ・ソレムニス、Op.123。NHK「音楽の泉」でベネディクトゥスをレナード・バーンスタイン、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ソプラノ エッダ・モーザー、アルト ハンナ・シュヴァルツ、テノール ルネ・コロ、バス クルト・モル、ヒルヴァーサム・オランダ放送合唱団、ヴァ…

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クリスマスの音楽

 テレビ朝日「題名のない音楽会」、クリスマス・イヴにちなみ、クリスマスの音楽特集となった。まず、ルロイ・アンダーソン「そりすべり」から始まる。古き良きアメリカの光景を表現したもので、アーサー・フィドラー、ボストン・ポップス・オーケストラの演奏が日本で発売されたことも相まって、クリスマスの定番となった。  シューベルト「アヴェ・マリア」…

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